ひまわりの日常

日々のことを適当に

※ネタバレ※ミッドナイトスワン観ました

どうもこんばんは

急に寒くなりましたねえ…

鼻炎持ちなのでこういう気温の変化は本当つらい…

特に今はくしゃみした時の周りの反応もまたキツイ

早くコロナ収束してくれ~!

 

 

で、今日は映画「ミッドナイトスワン」を観てきました

今回はラストシーンまでがっつり語るのでネタバレ嫌な方はブラウザバック推奨です

 

今年一番泣いた映画かもしれないです…本当に圧巻でした

己の性に思い悩み、独りで生きてきた凪沙が、一果と出会うことで母親として成長していく

そして親に虐待され、心を閉ざしていた一果は、凪沙との出会いによって徐々に心の鎖を解いていく

その姿が本当に美しいんです

 

しかし美しいばかりでもないのがこの映画

トランスジェンダーに対する偏見、欲望渦巻く夜の街、そんな中でも必死に生きようとする凪沙の姿が生々しく描かれています

一果にバレエを続けさせたい一心で体を売ろうとしたり、男性として就職して働いたりする様はまさしく母でした

 

そんな2人は、一果を迎えに来た実の母親の存在により引き裂かれることとなります

虐待をしていた母親ですが、そこにあるのは恨みつらみなどではなく、行き詰まったが故の行動ですし、一果に対する愛も確かにあるのでこれは見ててすごく辛かったですね…

どれだけ凪沙が一果のことを愛していても、血のつながりには勝てない

いくら性転換をしても、周囲は凪沙を母親として認めてくれないんだ…と

本当に心臓えぐられるような気分でした

 

ですが、一果は一度辞めたバレエのレッスンを再び始めます

そして中学卒業を機に凪沙に会いに行くことを母に告げるのです

凪沙にせがまれ訪れた海辺で一果が踊るシーンは大号泣でした

周囲に認められずとも、偏見に晒されようとも、2人は真に母娘になったのだなあと

 

本当にいい映画でした、おすすめです

不満点というほどでもないのですが気になったところを挙げるとすると、一果の友人のりんももっと見たかったなあと思いましたね

すごくいいキャラしてますし、一果に対する感情はすごく複雑なんですよ

その辺もっと掘り下げて欲しかった…!と思うんですが映画の尺じゃ無理かあ

 

 

なかなか自分の文章力じゃ良さが伝えられないのがつらいところですね

語彙力欲しい…けどどうすればいいんだ…!

覚えてたら年末に今年観た作品まとめみたいなのやりたいなあ

ブログ開設前に見たものとか、記事にし忘れたものとかいろいろあるので

まあそれはその時になったら考えます